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【試打レビュー】ブレード98S V9がとてもよい。パーセプト97、新作FIRE 305Sとの比較も

こんにちは。40歳からテニスを始め、あっという間に3年目に突入してラケット沼に片足を突っ込んでいる私です。

今回は、いつものように「中古ラケットワールド」さんからお借りしたラケットの試打レビューをお届けします。今回のラインナップは以下の3本です。

  • ヨネックス パーセプト97
  • テクニファイバー FIRE 305S(新作)
  • ウィルソン ブレード98S V9

実は今回、私のメインの目的は新作の「FIRE 305S」と「パーセプト97」の検証でした。ブレードについては、正直なところ全く期待していなかったんです。

というのも、過去にブレード98 V9(18×20)を使った際、「打感は最高だけど、スイートスポットがとにかく狭くて使いづらい」という印象が強く残っていたからです。オフセンターで捉えると飛ばないどころか腕が痛くなるため、私のように常に芯で捉えられない一般プレーヤーには辛いラケットだと思っていました。

しかし、実際に打ってみると意外な結末が待っていました。まずは本命だった2本の感想からお話しし、最後に驚きの連続だったブレード98S V9のレビューをまとめたいと思います。ラケット選びの参考にしていただければ嬉しいです。


目次

ヨネックス パーセプト97 ── 自分のスイングが試されるシビアな一本

以前「パーセプト100D(18×19)」を打った際、やや振動が気になった以外はパーフェクトで、スイートスポットも広く非常に感動した記憶がありました。「これは欲しい!」と本気で思ったラケットです。

それを踏まえ、今回は「自分でしっかり振り切れるラケット」を探す目的で97平方インチをチョイスしたのですが……結果から言うと、圧倒的なパワー不足を感じました(笑)。ショートラリーの時点から「本当に飛ばないな」と痛感するほどです。

また、ボレー時に当たり負けするような感覚があったのも少し気になりました。個人的な感覚ですが、ヨネックスのラケット(特に98平方インチ以下の小さい面)は、ボレーの際にフレームの強さのようなものが少し足りないように感じることがあります。以前打ったEzone 98(2025年モデル)でも同じような感覚を覚えました。バボラやウィルソン(ブレード)、テクニファイバーのような剛性感が好きという方は、試打でボレーの感覚をしっかりチェックすることをおすすめします。


テクニファイバー FIRE 305S ── TF-X1愛用者が感じた「硬さ」の壁

私はTF-X1シリーズ(305、285、子供用の255)を揃えるほどの大ファンです。TF-X1はフレーム自体は硬めですが、ガットがしっかり緩んでくれて振動吸収が機能するため、まるで柔らかいガットのようなマイルドな打感になり、腕に非常に優しいのが魅力です。個人的にはウィルソンのクラッシュ(RA値は低いですが、当たり負け感があって腕に負担がかかる印象)よりもずっと腕に優しいと思っています。

そんなテクニファイバーの新作「FIRE 305S」に期待を膨らませていたのですが……いざ打ってみると、**「硬い、硬すぎる!」**というのが正直な感想です。まるで鉄板を打っているかのようでした。以前T-fight 305Sを50ポンドで張った時とは比較にならないほどの硬さです。

YouTubeのレビューなどでは「柔らかくなった」という声もあったのですが、振動吸収が機能していないのではと思うほどフレームの硬さがダイレクトに腕に伝わってきました。TF-X1とのギャップが大きすぎたのか、ラケットの振りやすさなどを評価する余裕すらなく、「これ以上打つと腕を痛めるかもしれない」と感じて早々に使用をやめてしまいました。張ってあったガットの種類やテンションの影響もあるかもしれませんが、マイルドさを求めている方は注意が必要です。


ウィルソン ブレード98S V9 ── 期待を裏切る「扱いやすさ」と「スピン性能」

そして最後に、まったく期待せずに握った「ブレード98S V9」。結論から言うと、これが**今回一番の驚き(大当たり)**でした。過去に持っていたブレードへの苦手意識が見事に覆りました。

  • スイートスポットの広さとボレーのしやすさ 18×20モデルとの最大の違いはここです。びっくりするほどスイートスポットが広く、レスポンスが非常に良いと感じました。ボールがしっかり乗ってくれる上に適度な反発力もあるため、ボレーが本当にしやすいです。少しパワーが出すぎると感じた時は、スライス回転で少し切るようなボレーに切り替えるだけでピタッと収まってくれました。
  • 絶妙なパワー感 飛びすぎることもなく、かといって飛ばないわけでもない、絶妙なパワー感です。おそらく通常のブレード98(16×19)よりはパワーが抑えられていると思いますが、私のように「つい振り切ってアウトしてしまう」タイプには、ゲームで使う上でこのくらいの飛びが一番扱いやすいと感じました。過去に打ったバボラのエボアエロ(16×18)に少し感覚が似ています。
  • ボールが「乗る」スピン性能 スピンをかけようと思えば、非常によくかかります。スピンロブを打つ場面やボレー対ストロークのラリーで、そのかけやすさを実感しました。バボラやT-fightのような「弾いてスピンをかける」感覚ではなく、**「ガットがたわんでボールが乗った状態でスピンをかける」**という安心感があるのが好印象です。
  • コントロール性能 Sラケ特有の16×18という粗いストリングパターンゆえに「コントロールしづらいのでは?」という噂もありますが、ボレストの段階では十分にコントロール可能だと感じました。ただ、他のコントロール系ラケットと厳密に比べてどうなのかは、もう少し使い込んでみる必要があります。

まとめ

全く期待していなかったブレード98S V9が、今の自分の「しっかり振り切ってコートに収めたい」という課題を解決してくれそうな「ちょうどいいラケット」だったことに驚いています。やはりラケットは、先入観を持たずに実際に打ってみないとわからないものですね。

残念ながら今回はスクールの時間の都合でサーブを試すことができなかったので、今日の自主練でしっかり打ち込んで、サーブでのフィーリングも確認してこようと思います!

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