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【試打レビュー】18×19でブレない!ヨネックス『パーセプト100D』打って改めて良さを実感しました。

1. はじめに:『厚い当たり』の基礎と、ラケットに振り回されない安心感

こんにちは。40歳からテニスに魅了され、気がつけばテニス歴も3年目となった週末プレーヤーの私です。

少し前の私は、『しっかり振ってもボールがコートに収まるように、とにかくスピンをかけること』が最重要だと思い込んでいました。スピンのための振り方、足腰の使い方を練習し、スピンがよくかかるラケットやセッティングばかりに関心を持っていたのです。 しかし最近になって、大きな勘違いに気がつきました。そもそもスピンを語る前に、ラケットの真ん中(あるいは少し上)でボールを捉え、『厚く当てる』という基礎技術が私にはスッポリ抜け落ちていたのです。

この技術不足を一番痛感したのがサーブの練習でした。フラットサーブでしっかり壁までワンバウンドさせるようなベースの技術がないのに、いくらスピンやスライスサーブを練習しても、結局はボールの表面を撫でるだけの『カス当たり』にしかなりません。 ベースとなるフラットサーブのスイングスピードが上がれば、あとは体の向きやトスの位置を変えるだけで、スライスやスピンは自然とガッツリかかるはずです。だからこそ、今はど真ん中でボールを潰す技術、すなわち『厚く当てる』感覚を身につけるため、フラット気味に当てる練習を心がけています。

実際に右足からのパワーを意識してからは、どのラケットを使ってもオムニコートで壁までワンバンで届くようになりました(でも毎回じゃないけど)。

それに加えて、最近の飛ぶラケット(Ezone98やVcore100など)を使うと、アウトが怖くてスイングが縮こまり、ラケットのパワーに自分が振り回されてしまうという悩みも抱えていました。

そんな現在の私が、スクールで半年ぶりにヨネックスの『パーセプト100D』を試打してみたところ、これが驚くほど『今の課題』にフィットしたのです。

2. ストロークとボレーで実感した『18×19』のブレない強さ

パーセプト100Dを打ってみて最初に感じたのは、私が求めている『厚く当てる感覚』が非常に得られやすいということでした。

このラケットの最大の特徴は、100平方インチのフェースに『18×19』という少し細かめのストリングパターンを採用している点です。昨日の練習で、フラット系で強打してくる球足の速い友人とラリーをした際、いつもならその勢いに当たり負けして弾かれてしまうところを、面をしっかり合わせるだけで相手コートに返球できました。

この体験を通じて改めて思ったのは、16*19で面ブレしない物を探すよりも、ストリングパターンが細かい18*20系のラケットを選ぶほうが早いということです。ストリングパターンといいますか、ストリングの動きはそれだけ大事ということですねぇ。

ストリングが細かい分、フラット気味に打ったときにボールを面全体でしっかり押し出せている感覚があり、狙ったコースへ安心してコントロールできるのです。

また、ボレーに関しても同じことが言えます。以前試打した際はなぜか面ブレを感じた記憶があったのですが、今回改めてボレー対ストロークの練習で使ってみると、強いボールにもしっかり耐えてくれました。100インチというサイズとアイソメトリック形状のおかげか、スイートスポットが広く感じられ、98インチのラケットに比べて段違いにボレーが楽でした。 面を作ればコースを狙って返せるリターンの安心感も含め、細かいストリングパターンの恩恵をこれでもかと味わうことができました。

3. 腕への優しさと、実戦で活きる『ちょうどいい』パワー感

40代の私たちにとって、テニスを長く楽しむために『体への負担』は見過ごせないポイントです。

個人的な感覚ですが、パーセプト100DはVcoreやEzoneに比べて、打ったときの振動が少なく感じました。Ezoneは打感自体は柔らかく設計されていますが、ボールスピードが出やすいため、どうしても無意識に力んで打ちにいってしまい、結果的に腕への負担が増えていたように思います。

また、ボレーではスイートスポットが広く感じとれないないため、外れた箇所で当たると当たり負けで腕に響きます。上記で既に書いていますが、ボレーの打ちやすさはEzone98やVcore98とは比べ物になりません。

一方でパーセプト100Dは、最初から『ゴリ押しでスピードを出すラケットではない』と自分が理解しているためか、非常にリラックスしてスイングができました。フレーム自体も適度なしなりがあり、実際に腕への負担はかなり少ないと感じます。私が愛用しているテクニファイバーのT-fight305Sと比較しても、パーセプトの振動の少なさは圧倒的です。

パワーに関しても『ちょうどよい』の一言に尽きます。パーセプト97を試打した際はパワー不足で私には厳しかったのですが、100Dは遅いスイングでもブレにくく、速く振っても収まってくれます。

ただ、サーブのコントロールは非常に良くスライスもよく切れるのですが、純粋なボールのスピードや、スライスストロークの『スーッと伸びる深み』のようなものは、T-fight305Sとはどっこい、どっこいですが、TF40やブレードといったガチボックス系ラケットの方に分があると感じました。

4. まとめ:パーセプト100D、T-fight305S、その他モデルとの比較とおすすめな人

最後に、今回得られた気づきをもとに、他のラケットとの比較を簡単にまとめてみます。

『T-fight305S』との比較

  • シングルス中心で、スピードを出して高速ラリーを展開したいなら『305S』。
  • ダブルスを含めてボレーの機会が多く、何より体への負担軽減と安定感を優先するなら『パーセプト100D』。

『18×20パターンのコントロール系(TF40やブレード)』との比較

  • オフセンターの許容度(ミスの助けてくれやすさ)は『パーセプト100D』が圧勝。
  • 打球の深みや重み、スライスの伸びは『ブレード』や『TF40』に軍配。

総じてパーセプト100Dは、軽快に、そして丁寧にラケットを振り抜いていける心地よい一本です。パワーやスピードで相手を圧倒するのではなく、コントロールと安定感でゲームを作る。そして何より、今の私の課題である『厚く当てる感覚』を養うには最適なパートナーだと感じました。 私と同じように最近ラケットに振り回されていると感じている方や、スピンの前にフラットの基礎を見直したい同世代の方に、ぜひ一度試していただきたいラケットです。


読者の皆様へ ラケット選びは本当に奥が深くて、自分の技術の現在地を突きつけられるようで落ち込むこともありますよね。でも、いま自分が向き合っている課題(私の場合は厚い当たり!)にぴったりの道具に出会えたときの喜びもまた格別です。この記事が、皆さんの次の一本を探すヒントになれば嬉しいです。一緒に怪我なく、テニスライフを楽しんでいきましょう!何かラケットについてのご質問や、皆さんの失敗談などがあれば、ぜひコメントで教えてくださいね。

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